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母親。

今月末までに、間取りを大方決めて、予算を一度見てもらう予定。
なのに、間取りが決まらない。

当初のコンセプト「年をとっても住みやすい家」だったのが、
土地の幅で、間取りを大幅改装になり、
その間で繰り広げられた諸事情で、
いろいろ変わった部分が正直まとまらない。

こだわりの部分というか、譲れない部分というか
当初のコンセプトは変えたくない。

そんな思いが、ずーっと頭の中をグルグルしていたのだけど、
一冊の本の、ほんの一言が頭の中をスッキリさせてくれた。

建物の本とか、好きな人の本とか
全然そんなのではなく、
実家に置いてあった料理の本。

料理研究家の小林カツ代さんの
息子のケンタロウさんのレシピ本に、
100の質問があり、
ケンタロウさんにとって、小林カツ代さんはどんな存在ですか?とあり、

「母親」
そんな答えだったんだけど、すごくビックリしたの。

てっきり、
「あこがれの人」「尊敬する師匠」
そんな言葉が来ると思っていたのだけど、
全く予想外。

この2人は、
何度か、番組で2人で料理している所をを見たり
本でコメント見たりしても、どこの家庭にもあるような普通の親子。

子供にとって
親は親でしかない。

別に「あこがれの」「尊敬する」とか要らないんです。
私の場合、肩書きは母親でいい。

母親になるには、広いリビングはいるのか?
母親になるには、広いキッチンがいるのか?
母親になるには、自分の部屋がいるのか?

全てNOです。
ニコニコ、時には雷様になってもいいんです。
そばにいてあげればいいんです。

そこに重点を置くべきだった。

イイものはイイ。
住みやすければなお良い。
だけど、それが必要なわけではない。

だから、
もう少し、角度を変えて考えようと思ったってワケ。
by hi-koukigumo | 2012-08-25 23:22 | ひとりごと