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娘の一言が気になって。

前住んでいた家の話。

アパートなんだけど
テラスハウスっていう
一軒の建物を半分にして2世帯住んでいるタイプだったの。

越したばかりの時は
娘も2歳になるかならないかの時期で
まだお友達と遊ぶっていうのがなかったから、
いつも2人で遊び歩いていた。

だけど、1年たって3歳になろうかと言う時に
お隣のおねえちゃん達と遊ぶようになったんだけど、

そのつながりで
実は住んでいた敷地内にに同じ建物が4棟あって、
他の2世帯の子供とも仲良くなれた。

お家訪問はもちろん、
お手紙のやり取りをして、

気候のいい日は、
敷地の駐車場で遊び
レジャーシートをひきお茶会をたり、

イベントの時は、
夏祭りも一緒に行って
ハロウィンパーティー、クリスマスパーティーもした。

ママたちとも仲良くてね、
忘年会、新年会、
出産前の食事会もした。

引っ越しする時も
送別会開いてくれてね、
車で出発する時は
みんなで見送ってくれた。

本当に今もふとみんなの事を思い出すよ。
最高のメンバーだったなー

一番印象的だったのが、
引っ越しする前日、
いつもみたいに、みんなで駐車場で遊んでいたの。

その時は育メンパパも3人いてね、
いつもなら4時5時くらいにバイバイなんだけど
誰も何にも言わないで
別れを惜しむように
その日は暗くなった7時まで遊んでいたの。

子供たちが、お別れって分かってるのかはハテナだけど、
いつものように、キャッキャ言いながら、
楽しそうに遊んでいた姿が、本当に印象的。
娘にとっても、最高のお友達でした。

だから、娘が引っ越してきたアパートで言った一言が
ずっと引っかかっていた。

「もう、引っ越さない?」

まだ3歳(まだ誕生日きてなかったからね)の娘でも、
「別れる」って「淋しい」とイコールになっていたんだなー
傷ついてるんだなーと思った。

大人たちは、子供の記憶は消えてなくなるって言うけど、
少しでも傷ついた心は
心のどこか隅っこに残っていて
楽しい事も嬉しい事も
記憶のどこかに残っていると私は思う。

だから私は
子供たちに安心した定住地を見つけてあげたい。

そしてそこで
いい事も
悪い事も
たくさんの思い出を作りたい。
by hi-koukigumo | 2012-05-01 16:35 | 家族のこと